- 歌ってる時の姿勢が悪いような気がする。
- そもそも身体が歪んでいるような気がする
- 声がこもってるような感じ。もっと声を張りのあるクリアーな高い声を出したい
- 声の調子のいい時と悪い時の差がはげしいので、その原因を探りたい
などなど、今回は人数が少なめだったので、お一人ずつ声の悩みをヒヤリングさせていただき、
それに沿ってレクチャーを進めていくことにしました。
まずは最初何もしていない状態で鏡に向かって立ち、声を出したり、歩いてみたり、今の自分の姿をじっくり観察していただきます。
そして、山本篤先生の解説を入れながらのレクチャー。
声は「喉」なのに、足の裏から?つぎはかかと・・・
するとたったそれだけのことなのにみなさん上半身からしか出てないような軽く詰まったような声を発していたのに
あっという間に床が響くような低音がひょっこり現れてきました!
声の変化もですが、歩く姿勢、足の運び方、重心、体幹が変化していくのが本人の体感だけでなく、
そばで見ているほうにも目に見えて変わっていきます。
最後にはみなさん低音にしっかりと乗った高音を見事に出し、部屋中響かせておられました。
普段、声を出すときに上半身、喉、腹式呼吸や横隔膜などのイメージが強いのですが、
今日はそんなキーワードは全く使ってません。それだけでこの変化です。
そして、さらに、
後ろに沿っていたふくらはぎの緊張も緩み、腰の位置が見事に変わりました!
皆さんが思ってる「良い姿勢で歌う」というイメージは、多くはイメージだけです。
もっと自分の身体に目を向け、今認識している自分の姿のイメージを変えるだけで驚くほどの変化があります。
それを、皆さんも体感しにこられませんか?
次回、山本篤先生の身体セミナーは2022年1月16日(日)です